2013年04月08日

4月6日 相馬高校放送局作品上映会に行ってきました

flyer.jpg


「今 伝えたいこと(仮)」他
福島・相馬高校放送局作品上映&トーク・交流会

2013年4月4日〜6日
(4/4長崎・4/5水俣・4/6熊本)

【主催】相馬高校放送局九州招聘実行委員会
    http://soumahigh9syu.wordpress.com/
    熊本大学 石原明子准教授(紛争解決/平和構築学)

【ゲスト】福島県立相馬高校放送局顧問 渡部義弘先生
     制作、出演の放送局部員2名

【熊本でのプログラム】
◎下記作品の上映
◎参加者を小グループに分け、感想やゲストへの質問を話し合うワークショップ
◎ゲストと学生スタッフによるトーク交流会&質疑応答

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『みなみ風吹く日』
(若松丈太郎「北緯37度25分の風とカナリア」より)

1970年代から原発に対して警鐘を鳴らしてきた詩人・若松丈太郎氏の
「みなみ風吹く日」の朗読。
(この詩は連作で、1は1992年、2は2008年に書かれている)

 岸づたいに吹く
 南からの風がここちよい
 沖あいに波を待つサーファーたちの頭が見えかくれしている
 福島県原町市北泉海岸
 福島第一原子力発電所から北へ二十五キロ
 チェルノブイリ事故直後に住民十三万五千人が避難したエリアの内側
  ・
  ・
 世界の音は絶え
 すべて世はこともなし
 あるいは
 来るべきものをわれわれは視ているか

※この詩を掲載しているサイトは多いので、検索してぜひ全文を読んでください。
↓こちらはそのひとつ
■ほくと未来ネットワーク
 http://mirainet.exblog.jp/14901310/
 「みなみ風吹く日」原発から30キロの場所に住む人の詩

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『our(un)ordinary』
2011年6月制作(テレビドキュメント・8分)

「私たちの非日常な日常」をテーマに、震災・事故後の福島の風景を撮影し、
その状況下での学校生活を紹介。震災当時のことを生徒や先生にインタビューした映像も。

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『大塚稲荷神社 神楽』

震災後に復活した大塚稲荷神社の神楽の様子を撮影して紹介。

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『緊急時避難準備不要区域より』
2011年6月制作(ラジオドキュメント・7分)

放送局部員が自身の母親と祖母にインタビューして制作した音声作品。
原発から20kmの南相馬市。緊急時避難準備区域から外されたこの地域は
2011年6月時点で空間線量0.6μSv/h(※)が観測されている。
ガイガーカウンターのアラームが鳴り続ける。
「ここは他より線量が低いから大丈夫」

家庭菜園が趣味だという祖母へのインタビューより
「若い人、子どもたちが心配」
「自主避難したって自分のお金だから…」
「畑を作ってもいいと言われても信じられない。
 心配で作る気がしない。何を信じたらいいのか。内部被曝なども…」
「大丈夫と一方的に言われるので避難できない」

母親へのインタビューより
「安全と言われてるために翻弄されている。
 これで何年か後に子どもの病気が増えてきて
 そこで(本当に安全だったかが)わかる」

心から国を信じられればいいのに。
人生80年と考える方が間違っている。
私には今を生きることしかできない。

※チェルノブイリの現在の立入禁止区域入り口の線量が0.23μSv/h。
 0.25以上は原発施設の中でも厳重な管理区域となる。

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『(non)fiction』
2012年6月制作(ラジオドラマ・8分)

震災発生からの様子を、教室内を舞台に展開する音声ドラマ。
生徒や先生のやりとりがリアリティを持って伝わってくる。
国や電力会社の対応、御用学者と言われる電力会社側の専門家の当時の発言などもあり、
原発事故の混乱の様子や国の無策ぶりが浮き彫りにされている。
ラストのセリフからは日本国内の他の原発の安全性に対する疑問を投げかけられる。

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『Girl’s Life in Soma』
2012年8月制作(テレビドキュメント・8分)

震災以降の相馬高校の生徒たちの心の動きを描くドキュメント。
相馬市内のモニタリングポストの線量のカットインが
彼らが置かれている状況を静かに伝えている。
馬陵公園0.4μSv/h。
その中で生きる高校生たちが何を感じ、どう考えているか。

「放射能なんて怖くない。
 本当は怖いけど、怖くない。
 差別なんかされてらんない。
 差別されても負けない。
 何が何でも楽しく生きてやる。
 だって、女子高校生だもん。」

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『今 伝えたいこと(仮)』
2012年初演(演劇作品DVD)

〈あらすじ〉
東日本大震災から1年。
放課後、仲良し女子高生三人組の麻希、望美、桜がいつものように雑談に興じる。
否応なしに出て来るのが震災と原発の話題。
そこには、今を生きる女子高生の本音が表れる。
下校時間になり、教室にたった一人残った望美が言う。
「福島か、放射能か、こんなの嫌になっちゃうよ」
望美はその夜自殺する。
明るく振る舞っていたのに、なぜ?
次第に明らかになる、それぞれが置かれている環境、そして深層心理。
震災後1年を経ても、みんな腫れ物にさわるように、
お互いの被災状況に触れずに過ごしてきたのだった。
麻希は、望美が警戒区域から転校してきたこと、津波で家族を全員亡くしたこと、
酪農家に引き取られたことを知る。
さらには、ネットに書き込まれていた差別的発言も。
「原発ある福島県民は放射能まみれワロター」
「マジ福島とか被害者ぶってんじゃねーよ」
「放射能の海に閉じ込めておけ、こっち来んな」…

〈放送局部員による解説〉
・タイトルの(仮)は、伝えたいことが変わっていくという思いからつけた。
・自分たちが震災にあったのは中学の卒業式のとき。
 そのため入学時は高校の制服が準備できず生徒たちは中学の制服を着ていた。
・震災のことは禁句になっていた。演劇のために生徒同士で震災のことを話した。
 みんな思っていることが実はたくさんあった。
・実体験をもとに脚本を書いた。
・本当は未来へとか絆とか明るい終わりにするつもりだったが、
 自分たちがおかれている状況が良くないのでハッピーエンドにしたら
 この話はここで終わってしまうと思ったので、いまの終わり方になった。

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▼上映会中の発言で印象に残ったもの▼

石原明子准教授
「若松丈太郎氏は『原発と言うとわかりにくくなる、これは核による災害』と仰っていた」
「水俣と同じことが起ころうとしているという危惧がある」
「(被災地の人と話したときのことで)
 支援する、支援されるという言葉は嫌いだと言われた。『友だちだよな』と言われた。
 被災地の人たちに対して『隣人(となりびと)』でいられるか、ということと
 向き合わされている」

渡部義弘先生
「自分は福島ではずっとマスクをしている。
 山下(※)が福島に関わっている限り、リスク管理は自分でしなければならない。
 意思表示としてマスクをつけている」
 ※長崎大学大学院教授・福島県立医科大学副学長の山下俊一のこと。
  福島県放射線健康リスク管理アドバイザーを務めているが
  「放射能は笑っている人にはきません」など問題発言が多く、
  電力会社や国のために都合のよいことを言う「御用学者」といわれている。

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▼トーク交流会・質疑応答▼

Q 福島県での反応はどうでしたか?

A 大人が言えないことを言ってくれて嬉しかったという意見がありました。

Q 会場にいる人も同じだと思いますが、私たちができること、
  何か私たちにしてほしいと思うことはありますか?

A 同じ福島県でも状況がすごく違います。
  何を求めていいのかもわからないような現状を伝えることしかできないのかな…と。
  そういうことを知っていただくというか…。
  多くの人が実際に被災地に来ていただいてると思いますが
  まだ来たことのない方は福島にきて他の人のことも聞いてもらえたら…。

Q 高校生にあまり見せていないということですが、それは意図的にですか?

A 「一緒に考えようよ」という気持ちはありますが…。
  (上映会をやってきて)自分の周りにも伝えた方がいいのかと思い始めました。

  渡部先生:松坂市の教育委員会から話をもらって上映会をすることになりました。

Q 作品を作るときは震災のことを振り返らないといけないと思いますが
  作り終わって心境の変化などはありましたか?

A 達成感とともに、自分はまだ「非日常」の中にいるんだなと思いました。
  何も解決できてないということに気づけました。

Q 自分たちが暮らしている場所は汚染されているという事実をどう受け止めていますか?

A (情報がなく)わからないときはパニックになっていました。
  逃げているときには情報統制があって、わかっていたのに隠されたことで小さい子が被曝したり…。
  全てのことに原因があって、それを考えることが大事だと言われました。
  小さい子などが犠牲になるのはイヤだなと思います。

Q タイトルに(仮)とついていますが、今は何を伝えたいですか?
  移住することについてはどう考えていますか?

A これからのことを心配しています。
  いまここにいる方や上映会に来てくださった方は肯定的に見てくれますが
  私は実際にネットの誹謗中傷にあいました。自分の考えも甘かったと思いました。
  (移住の質問に対して)これから高校を卒業して福島以外の土地に行ったときに
  世間の冷たさに直面すると思います。その時に私はどうなるのかと思います。

  渡部先生:批判はあるだろうと思っていました。
       その人の話と分けていかなくてはいけない。
       公に発言したら反応があるものだと生徒に話しました。

Q 九州での3日間の感想はどうでしたか?

A 日本のこれからの課題がみえてきたかもと思いました。
  水俣も長崎の原爆も過去じゃなくて、いままだある問題。
  自分で未来を作っていく努力をして日本を良い方向にしたい。
  九州に来て、メッセージを伝えているけど自分はまだ未熟です。
  自分の周りも変えていきたい。九州に来てよかったと思います。

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ここまでが上映会の内容です。

上映作品の内容、特に『今 伝えたいこと(仮)』については
生徒さんたちの「作品が一人歩きしてほしくない」という考えを考慮し、
公表されているあらすじと当日の解説、一部のセリフのみ掲載しました。
また、生徒さんの発言も個人で分けることはしませんでした。

上映会の感想としては、その内容の凄まじさはもちろんですが
それ以上に生徒さんたちの、原発や放射能汚染に対する受け止め方が印象的でした。
「作品には皮肉も含まれてる」と仰っていましたが、諦観でもなく納得でもなく
怒りや悲しみもちゃんと入っているんですが、あまりにも「キチンと受け止めている」感じがして…。
不安な状況の中で一生懸命に生きている、そういう潔さを感じました。

ワークショップで私は4人の女性と話しました。
年代はさまざまで、そのうちのお一人は関東から移住してこられた方でした。
それぞれに感想を述べたあと、福島の被災者の移住や避難の話になり、
「汚染の状況や放射能の影響を本当にわかっている上で住み続けるのか」
「移住のことはどう思っているのか」という疑問が出てきました。
関東から移住されてきた方は、放射能の影響による奇形児を実際に目にされていて
「とにかく汚染地域から離れなければ」と心配されていました。
一方で、移住や避難が個人の裁量に任されていることが何より間違っているという話題になり
国や行政の責任をあらためて考えさせられました。
いまの状況で、九州にいる私たちは何をしたらいいのか、何ができるのか。
これまでにも考えてきたことですが、やはりこれが問題なんだなあと思いました。

その後、トーク交流会と質疑応答になったのですが、相馬高校の生徒さんは質問に対して、
とても丁寧に、言葉を選んで答えているように見えました。
震災からの多くの体験が彼らをそういう風に成長させているのかなと思い、
「しっかりしているな」と感心する気持ちとともに、若い彼らに重荷を背負わせていることに
大人の一人として申し訳ない気持ちにもなりました。
誹謗中傷を受けた話の際、生徒さんから「自分の認識が甘かった」という発言があり、
「福島の被災地の人間であるということに甘えていたと思う」と言われました。
こういうことを彼らのような若い人に言わせてはいけないと思いました。

作品の中でもですが「今を生きるしかない」と彼らは言っています。
でも本当は未来を夢見たいはずです。
それを出来るようにするのは大人の役目です。

 『今 伝えたいこと(仮)』より

 誰かお願いです!私たちの話を聞いてください!
 子どもの訴えを無視しないでください!!
 今ある現状を忘れないでください!!・・・

震災と原発事故から2年。
世間では「風化させてはいけない」といいながら、
放射能についてだけは国と電力会社とマスコミの力で風化させられてきました。
その犠牲になっているのはこういう若い人たちです。
原発事故や放射能のことを話せない、みんなで考えることもできない、
表面では何事もないかのようにしていても不安を抱えている…
この現状をどうにかできないのでしょうか。
また、相馬高校放送局の作品群にはもう一つのメッセージとして
「安全な場所なんてどこにもない」があると思います。
日本で原発を動かそうとする限り、第二第三の福島原発事故はありえるのです。
私たちはもっともっとこの問題を考えて、自分のこととして取り組んでいかないと
いけないのではないでしょうか。


※映像作品や交流会の内容・発言については簡潔にまとめています。
 うまくメモが取れていない部分もあり、本当はもっともっと響いてくるものがありました。
 機会があればぜひ上映会等に足を運んでいただいて、彼らの声を聞いてほしいと思います。

posted by たむたむ at 22:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

ゼロ円キャンプスクール南関編 第2回開催決定!

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3月29日〜4月3日
ゼロ円キャンプスクール南関編 第2回開催決定!



●ゼロ円キャンプスクールとは…

原発事故の影響で不自由な生活を強いられている福島の子どもたちに、
自然豊かな熊本でのびのびと過ごしてもらおうという、参加費無料のキャンプスクールです。
2013年の春で4回目を迎え、南関町では昨年の夏に続いて2回目の開催となります。

全行程は5泊6日。福島から熊本までの交通費は、主催の「ゼロ円キャンプスクール実行委員会」が
負担しますが、子どもたちが滞在している間の移動費・食費等の費用は、
各受け入れ先(個人)のボランティアとなります。

この企画は、たくさんの方々の善意、協力により成り立っています。
南関町では有志で「ゼロ円キャンプスクール南関編実行委員会」を立ち上げ、
受け入れ先として活動していますが、子どもたちの滞在・保養をより充実させるために、
一人でも多くの方のご協力をお願いしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。

ゼロ円キャンプスクール実行委員会 公式ホームページ
http://www.kumamoto-team.net/0camp/

ゼロ円キャンプスクール 公式ブログ
http://0camp.blogspot.jp/

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ゼロ円キャンプスクール南関編実行委員会
実行委員長 東しのぶ氏より

 福島の子供達のリフレッシュステイであるゼロ円キャンプスクール、
南関での開催は前回の2012年夏に続いて2回目となります。

 前回は近隣にある玉名牧場(玉名市三ツ川)、荒尾市のグリーンランドなどで思いっきり遊び、
また南関の図書館で宿題タイムを過ごしたりプール施設で泳いだり、
文化幼児園(南関)での流しそうめん大会もしたり…、
その他の食事も、地産の新鮮な野菜やお米をいっぱい食べました。
子供達は沢山の思い出を作って、水、空気、土の綺麗なこの場所に「また来たいです!」
そう言って帰っていきました。

 子供達は外遊びの時間も制限され、外に出ていてもどこが汚染されていて
どこが汚染されていないかも知らされないままそこで毎日の生活を送っています。
実際に一緒に時間を過ごして実感しました。
子供達は2011年3月11日から、もう2年も、そうした我慢やストレスの中で、
テレビやゲームを家でするのが「遊び」の基本となっているために、体力もあまりありません。
多くの子供が、日焼けせず、とても白い肌です。
でもそれは、子供達が望んだことではないんです。

 放射能汚染の影響を明らかに感じてはいても、引越しや移住は、
農家が多くその土地と密接に生きてきた人々にとって非常に過酷な選択です。
でも、そこで子供を育て続けることが困難だと感じ、苦しんでいる大人達は大勢います。

 そこでこの、長期間の休みを利用した保養キャンプがとても重要なのです。
子供達の大好きなレジャー施設もあり、豊かな自然に恵まれ、
美味しくて身体が元気になれる食材もいっぱいあるこの南関・玉名・荒尾での
「福島キッズ保養キャンプ」をぜひ成功させたいと思っています。
 どうか皆さん、お力を貸してください。

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春のゼロ円キャンプが開催されることとなり、南関町でも昨夏に続いて受け入れが決定しました!
今回もフライヤー作成のお手伝いをさせていただきましたが、
本当に、大切なことに関わらせてもらっているんだなあと、あらためて考えました。

大牟田や荒尾で生活していると、放射能や原発の問題は他人事のように感じてる方が多いのでは、
と思うことがとても多いです。
もちろんそれは福島からかなりの距離があることがひとつの理由でしょう。
でも一番の理由は、この地域が安全だからだと思います。
昨年の水害の時も特に大きな被害がなかったように、地震や天災の被害が比較的少ないのです。
そのため、どこかノンビリした気質で「ピンとこない人」が多いような気がします。
でもそれって、今の日本全体から考えればとても幸せなことなんです。
呼吸する空気や飲み水が比較的安全である、汚染の危険性が低い安全な食べ物が手に入りやすいというのは
すごく恵まれているんです。

九州に住む私たちが知らず知らずに受けている恩恵を、少しでもいいから
福島の子どもたちとシェアしませんか。
ゼロ円キャンプを初めとする「保養プログラム」に協力する、というのはそういうことかなあと思います。
支援金のカンパや支援物資の提供など、ぜひとも宜しくお願いいたします。

そしてなによりゼロ円キャンプのことを知って欲しいのです。
福島のこと、原発のこと、放射能のことを考えて欲しい。
日本に住む私たちは、全員が当事者なんです。
どうぞよろしくお願いします。

LOVECHA☆(たむたむ)

※ブログの記事なので、南関編実行委員会の連絡先は掲載しませんでした。
 連絡をとりたい、チラシが欲しい、という方はメールをください。
 mnkmyfy@gmail.com
posted by たむたむ at 01:50| Comment(1) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

酵素ジュースの作り方

久しぶりの更新です。年が明けて初めての記事でもあります。
まだまだ「おめでとう」と言う気持ちにはなれない状況ですが
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

日本政府はいまだに放射能汚染を認めず、
汚染物質は食品やガレキ等さまざまな形にまぎれて流通し続けています。
特に西日本や九州では福島から距離があるために放射能汚染に関心のない方が多く、
汚染された魚介類や農作物、肥料などで狙い撃ちされているような状態です。
私の周囲でも「国が検査してOKしてるんだから大丈夫だろう」という声をよく聞きますが、
政府が「OK」と言っている汚染数値は、電力会社なら「放射性廃棄物」として厳重管理する
100ベクレル/kg。これが本当にOKだと思いますか?
しかも検査しているのはセシウムのみです。
毎日たった1.8ベクレル/kg食べるだけで細胞がボロボロになると言われているのが
放射性物質というものです。
ロシアでも汚染食品は国が禁止したほどなのに、現在の日本はむしろ拡散しようとしています。
このような状況では、自分の身は自分で守るしかありません。

放射能による内部被曝から少しでも防護するために、お子さんをもつお母さんたちが中心となって
いろいろなアイデアが考えられています。
中でも、新陳代謝を良くして取り込んだ放射性物質の排出を促す食品や
体の免疫力・抵抗力を高める食品が注目されています。
これが特効薬というわけではないですし「気休め」と切って捨てる人もいるかもしれません。
しかし、今の日本の状況はチェルノブイリ以上に悪く、
今後どうなるかは専門家でもわかっていないのです。
日々の暮らしのなかで、できる手は打っておこう、くらいの気持ちで
取り組んでみてもよいと思います。

また、私が実践して感じたのは、汚染を気にして食べるものの選択肢が減った今、
手作りの食品にこだわることは純粋に「楽しい」ということです。
そんな「放射能防護レシピ」もこのブログでご紹介していけたら、と思っています。

というわけで、今回は酵素ジュースの作り方をご紹介します。
ネットなどでもかなり話題になっていますが、酵素がもつ抗酸化作用や細胞を修復する力が
放射能防護につながるのではないかと言われています。
また胃腸を整えたり、体温を上げて免疫力を高めるのにも効果があるとか。
ぜひ挑戦してみてください。

[用意するもの]
・密封できる容器…保存ビンや果実酒用のビンなど。
・原材料(果物や野菜)…旬のものがよいです。できる限り無農薬で。放射能はもちろんNG。
・糖分(上白糖やグラニュー糖)…黒糖や三温糖などは避けたほうが良いようです。

[材料の分量比]
※いろいろ試した結果、3タイプにまとまりました。お好きな感じでどうぞ。
(A)原材料: 砂糖 = 1 : 1.1
   →基本の分量比。一番安定して発酵すると思います。
(B)原材料:糖分:水=1:1:1
   →発酵が早いタイプ。水は汚染の心配のないもので。浄水器の水はNG。
(C)原材料:糖分:水=1:3:0.15
   原材料:糖分:水=1:0.15:3
   →糖分が少なめのタイプ。酵母作りと同じなので出来た液でパンも作れます。
    ※水と糖分の数値が逆でした!申し訳ありません!

[作り方]
1. (共通)材料を洗って水気をふき、皮付きのまま適当な大きさに切ります。
     小さい方が発酵しやすいです。

2. (A)容器の中に砂糖と材料を交互に入れます。
    砂糖が余るので、最後にふたをするように入れてください。
  (B)容器に砂糖と水を入れサッと混ぜてから材料を入れます。
  (C)容器に材料と水を入れ、砂糖を入れます。

kouso1.jpg

3. (A・B)容器は密閉せず、口にキッチンペーパーなどを輪ゴムで止めて覆います。
      1日2回、手でよく混ぜてください。手の常在菌が発酵を助けてくれるんだとか。
      怪我をしたときは雑菌が繁殖しやすいので反対の手で。
  (C)ふたをして保存し、1日1回ビンを振って撹拌します。
    撹拌したらふたを開けて空気を入れてください。
  どのタイプも直射日光の当らない常温の場所で保管してください。

kouso3.jpg

4. 2〜3日で発酵が始まり気泡が出てきます。
  発酵が進むと炭酸飲料のように泡が出ることもあるので
  Cタイプはふたを開けるときは気をつけてください。

kouso2.jpg

5. A・Bタイプは1〜2週間、Cタイプは1週間くらいができあがりの目安です。
  あまり発泡しない場合もありますが液の色が落ち着いてきたら完成。
 材料の果物がスカスカになっているのも目安になります。(溶けてる場合もあります)

kouso4.jpg

6. 目の細かいざるなどで液体を漉します。材料を絞ると苦みがでるので、
 絞らず自然に液を落としてください。
  出来た酵素ジュースはお茶を入れるような容器に入れて冷蔵庫で保管。
  冷蔵庫でも少しずつ発酵するのでふたはあまりきつく閉めないようにしてください。

[飲み方・使い方]
水や炭酸水で割って飲みます。あまり冷やさないほうが酵素が元気だとか。
(といいつつ、わが家ではかき氷のシロップとして夏場は大活躍でした)
ホットの場合は、60℃以上だと酵素が死んでしまいますのでぬるめにしてくださいね。
1日に1〜2杯を目安にお飲みください。お子様は少なめに。
ジュースを漉したあとの材料は、お茶パックなどに入れてお風呂に浮かべると
酵素風呂が楽しめます。
単一の果物はそのまま食べたりケーキを焼くときに混ぜ込んでも良いそうです。

kouso5.jpg

[注意点]
*使用する容器はタッパー素材でも大丈夫ですが匂いがつきやすいです。
*材料は何種類か組み合わせても良いそうです。ハーブや野菜で作る方もいます。
 組み合わせの相性もあると思うのでネット等で見てみてください。
 また各地で教室もあるようです。
*作りやすい果物はりんご、桃、バナナなど。
 柑橘類の皮は苦みが出るので使わない方が良いようです。
*使う砂糖は白砂糖で。黒糖などは発酵のコントロールが難しいようです。
 私は試しに三温糖やきび砂糖で作りましたが、発酵しすぎでした。
 色も黒っぽくなるのでちょっと面白みがなかったかも…。
 白砂糖に不安がある方もいると思いますが、発酵の過程でブドウ糖に分解されるそうなので
 体に悪い成分は残らないようです。
*水を入れるタイプで水道水を避けるのは塩素によって発酵しにくくなるためです。
 ミネラルウォーターや地下水などが良いようです。
*A・Bタイプは手で混ぜますが、混ぜる人は1人に限定した方が良いようです。
 その人の常在菌が発酵を手助けするので、いろんな人の菌が入ると
 発酵がうまくいかないということも。
*夏場はあっという間にできますが、冬場は発酵が遅いです。
 発酵しやすいのは25〜40℃くらいなので温度調節が必要な場合もあります。
*失敗することはあまりないようですが、匂いをかいでみて「ヤバい」と思ったら止めてください。

好きな果物で作るととっても楽しいし美味しいです。
プクプク出てくる気泡を見てるだけでホンワカ気分になることも。
混ぜながら話しかけたり、名前を付けたりして可愛がると良い出来になるという話もあります。

最後に、これまでに作った果物のレポートも書いてみますのでご参考になれば。
★桃…色も味も香りもとても良かったです。絞った実は皮付きのままでしたが
   産毛が溶けてしまって、そのままコンポートみたいに食べられました。
★梨…色はてん菜糖だったので茶色に。味は蜂蜜みたいな感じでした。
   実はシャキシャキでしたが、発酵しすぎてちょっとアルコールな感じ。
★りんご…夏場だったのであっという間に発酵してシードル風に。でも美味しかったです。
★巨峰…色がとにかくキレイ。味も良かったです。
★バナナ…皮が黒かったので入れなかったのですが意外にも美しい黄色に仕上がりました。
     そして発酵が早すぎて、あっという間にアルコールっぽく(汗)美味しかったですけど。
★すもも…甘酸っぱくて美味しかったです。
     味わいが濃厚だったのでホットで飲むことが多かったです。

他にもいろいろやってみましたが、ほとんど失敗することはありませんでした。
お子さんでも簡単にできますよ〜☆

posted by たむたむ at 03:02| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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